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<<   作成日時 : 2012/10/05 18:09   >>

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敷地権化の登記と必要な権利証の通数について

よくあるマンションの場合の権利証の何通ですか?というご質問について
回答をまとめてみました。


@まず、登記簿の「表題部(敷地権の表示)」欄を見て下さい。
 末尾に「原因及びその日付[登記の日付]」とありますが、
 この[登記の日付]を確認します。
 これは、その区分建物が敷地権化された日付です。

Aつぎに、権利部(甲区)の現在の所有者欄を見て下さい。
 現在の所有者(担保設定者)が所有権を取得した登記(所有権保存、所有権移転、
 持分移転など)の[受付年月日]を確認します。
これは、権利を取得した登記の受付けの日付です。

B上記@の[(敷地権の)登記の日付]とAの[(所有権の)受付年月日]の先後を
 確認し、次のように判断します。

A [(敷地権の)登記の日付]の方が[(所有権の)受付年月日]よりも先である場合
  =権利証(登記識別情報)は1通です。
   土地と建物が一体化(=敷地権化)をした後に権利を取得しているので、
   建物のみの権利証です。

B [(敷地権の)登記の日付]の方が[(所有権の)受付年月日]よりも後である場合
  =権利証(登記識別情報)は2通です。
   土地と建物と別々に権利を取得した後に敷地権化しているので、
   土地と建物の権利証がそれぞれ存在します。

C [(敷地権の)登記の日付]と[(所有権の)受付年月日]が同日である場合
  =権利証(登記識別情報)は2通です。
   建物購入時に@土地と建物の権利取得とA敷地権化を同時にしていますが、
   @Aの順番で連件で登記申請しているので、結果Bと同じになります。
   但し、通常この場合は土地・建物の権利証が同じ冊子に綴られているので、
   権利証としては1冊になっていることがほとんどです。

D Cの例外
   今回のA様の件は原則通りであればCのケースにあたりますが、特別法を使った立て替えマンションであったため、土地の権利取得(旧マンションを取り壊した時)と建物の権利取得(新しい建物を建てた時)の間に時間が空き、権利証が1冊に綴られていませんでした。
   これを建物の謄本から判断するには、
   ・旧建物に設定されていた担保の記録が残っている
   ・新建物の名称とお客様の住所のマンション名が異なる
   といった点で見分けるしか方法はないと思われます。

   当事務所としても、今後はB、Cのケースでは、常に土地の謄本を取得して
   権利証の番号を確認する方法をとらせていただくのが最善と考えます。

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